キリマンジャロを見て年越し
- 2010.12.31 Friday
- 23:59
今日はアンボセリ国立公園に来ています。大晦日。今年も終わり。夕方のサファリでキリマンジャロをくっきり見ることができました。サファリ三昧の予定です。
とっても有難いことに、この年末年始にかけて日本からの友人2組がケニアにやってきました。
日本からの友人の訪問にはテンションがあがります。1組は大学時代からの友人とそのお嫁さん、もう1組は診断士試験の勉強会仲間の友人とその彼女さん。
診断士試験の勉強会仲間からもいろいろなお土産を持ってきていただき、皆さんに感謝です。
今回の旅はサファリ三昧。
同期の隊員も誘ってアンボセリ⇒ナクル⇒マサイマラと5泊6日で人気の高い国立公園を訪問しました。
アレンジをお願いしたのはTEKKO TOURS
ドライバー&ガイドはオンドロさん
まずはアンボセリへ。
ナイロビを7時半に出発。快適なモンバサロードを東へ向かいます。
マチャコスを少し過ぎたところでタンザニア方面へ南へ下っていきます。サバンナから山の緑の多い風景へ変化し、快適な道路が続きます。
ところどころにマサイの集落が見え、牛もたくさん。ここもマサイランドだということを知りました。
途中でキリマンジャロの山頂だけが雲の隙間から見えて、感動!!大きな山です。
1時過ぎにアンボセリの宿、Amboseli Sentrim Campに到着。
ウェルカムドリンクと冷たいおしぼりを出されて、ひと休み後、お部屋に案内されました。
想像以上に豪華なお部屋で、快適に過ごせそうです。
(1泊ツイン$176+年末年始料金$90、3食付)
シシリアに近所の教会に連れて行かれました。やっぱり教会はすべてカンバ語なので退屈で、うとうとしていたらシシリアに突付かれ。子どもたちの踊りはいつ見てもなかなかすごいです。そしてこのカソリック教会は合唱がすべてアカペラでなかなかきれいなのでまだましだけど。いつも以上におしゃれした子どもたちやママたちが多いです。いつも市場で出会うおばちゃんにも出会いました。仕事しているエプロン姿しか見たことなかったけど、今日はおしゃれしていて若く見えました。教会の合唱団で歌っているおばちゃんです。(写真左)
最近オープンしたマチャコスで一番大きなスーパーはかなりな賑わいです。マチャコスでは他に見かけないようなクリスマスツリーやサンタさんの絵があったり、クリスマスのオーナメントが売っていたり、クリスマスソングが流されていたり。
ここでのクリスマスは「キリストが生まれた日」であり、遠くの家族が帰省したりして家族で集まって教会に行く日です。そして食べ物はチャパティとシチュー、山羊肉と鶏肉。いつもよりちょっとだけおご馳走という程度。
サンタクロースの知名度はありません。子どもにプレゼントを渡す習慣などもありません。でもいつかはクリスマスプレゼントとかサンタさんなどが入ってくるかもとは思います。
シシリアの旦那さんの妹がムズング(白人)と結婚してて今日来るとのことで「私達のムズングに挨拶に来い」と言われていたので、とりあえず行って来ました。オランダからはるばる帰ってこられたようです。子どもたちがたくさんでかなりな賑やかさ。やっぱり日本の昔のお正月に似ているかもね。
上の写真でも子どもたちが持っているの見えます?これを頂きました。クリスマスのオーナメントのようなものです。瓢箪を緑色に塗ったもの。家に飾るようにということで、飾ってみました。
日本の皆様、メリークリスマス&ハッピーニューイヤー!
普通に仕事です。でも挨拶が「メリークリスマス」です。オフィス街は静かです。朝からジャシンタに「今日は3時半にはオフィスを閉めよう」って言われました。「SIKUKUUに入ったから、今日のchaiの時間はチャパティを食べよう」とアンクルがチャパティを買ってきてくれました。
そして、お昼休み前には、ジャシンタのお友達ママが足を骨折したらしくお見舞いに行くからジュンコも連れて行くといわれ、お昼休みの15分前、12時45分になったら事務所を閉めてそのママのおうちへ。そして、そこでお昼ご飯を頂き(動けない病人のお家に行ったのに・・・)、ママとジャシンタはひとしきりおしゃべりして、そして職場に戻ったのは今日も2時半過ぎ。アンクルも戻ってきていないし、オフィスは全く人がいない状態。1人だけお客さんが待ってるし。
ジャシンタは「ママが喜んでくれたから、これも仕事のうちだ」と笑っているし。確かにこれも仕事・・・???前に、私が時間を守らないことでちょっと怒った時、ジャシンタは「タウンでみんなとコミュニケーションしておしゃべりするのも仕事のうち」と言い返された。
日本じゃありえないけど、まあここの公務員だったらありえるかもねって最近はあまり怒ることもなくなってしまったのはいいのか悪いのか分からない。
クリスマスイブっていうよりやっぱり雰囲気は年の瀬。仕事納めって感じ。来週一週間お休みする人が多い。「1月3日ね!」って帰っていく。他のオフィスをジャシンタが見てきたらしく「隣はすでに閉めている」とか。来週月曜日は公的なお休みではないらしく、オフィスは開けなきゃいけないらしい。でもみんなお休みで、アンクルとジュンコがいるから大丈夫って。私ボランティアなんですけど・・・。
来年の今頃私の帰国間際には誰も居ないってこと?みたいです。アンクルに月曜は多分お客さん居ないから「朝10時過ぎに来ても大丈夫だから」って。
夜は近所のシシリアのおうちでチャパティを作りました。最初は小さい女の子たちだけが私に寄って来たけど、夜になると子どもたちはみんなおじいちゃんのおうちに行ったらしく、シシリアとその旦那さんだけで静かにチャパティとスープと頂きました。
日本のようなロマンチックな雰囲気はありません。どちらかというと年の瀬に近い感じです。実家に帰るため、明日から休みを取る人が多いみたいです。窓口に来るお客さんは減りました。銀行やスーパーは混雑しています。
Sikukuu=祝日という言葉をよく聞きます。Sikukuuの始まりだからお昼ご飯はニャマ(肉)を食べに行こうと、MR.Ogama以外のオフィッサー4人と一緒にお昼休みからニャマチョマ(焼肉)を食べに行きました。そしてどうせお客さんも少ないだろうから・・と職場に戻ったのは2時半過ぎ。2時過ぎにOgamaから「鍵閉まっているんだけど・・」と電話があり、お客さんを待たせてしまいました・・・。
12月は活動らしい活動、仕事らしい仕事さえあまりしてないような気がします。特に長い休み明け(っていっても総会、そして語学訓練)は何だか疲れてしまいます。まもなく1年で仕切り直し!計画立てよう!って今週の初めには思っていたのにね。
周囲の祝日モードもあり、ちょっとだらけ気味です。そして夜は何故かジョンとティファニーカップルに連れられ、ティファニーの実家へ。タウンのはずれの山の上でした。コーヒー畑が続く山で、家は大きいのだけど、電気のないおうちでした。タウンからそんなに離れていないのに電気のないところもあったのね。
タウン以上に星がすごくきれいで、タウンの明かりを見下ろせる場所。昼間に来ても多分きっと景色がきれいだろうなという場所でした。マチャコス内で近いのに知らない地域がまだまだあります。
これはIKANGAでおじゃましたおうちです。テーブルは実は太鼓。ランプの明かりで夜を過ごす生活は私にとっては新鮮。ティファニーの実家もこんな感じでした。