バースデーケーキ

  • 2011.05.29 Sunday
  • 23:00
バースデーケーキを作ってみました。裏のシシリアの娘TORIZAの誕生日にケーキを作ってくれとしつこく頼まれていたので、仕方なく・・・ケニアでは冷蔵庫がない場合が多いからかたいていアイシングデコレーションが主流です。スーパーにはアイシング用の粉砂糖やデコレーション用のアラザンなど品揃えが豊富です。アイシングを絞る技術や道具は無いので、デコレーションってほどのものは出来ませんでしたが、ジャムを混ぜて可愛らしいピンクのケーキにしてみました。スポンジケーキはいつものごとく、スフリアを使って焼いたケーキです。子どものお絵かきみたいになってしまいました。
 3歳なので3本のろうそくを立てて、かなり喜んでもらえたようでよかったです。

町で買うと400kshくらいはするし、名前を入れてもらうようなケーキ、ナイロビには良く売っている。作ったら材料代100kshもかからないよ〜と思うので、もともとケーキを作っている女性グループに、オーダーオリジナルケーキなんかもできない?なんて聞いてみようかなとかちょっと考えています。

KANGUNDO訪問

  • 2011.05.28 Saturday
  • 22:13
 今のマチャコス県管轄区域のATHIRIVER地区のボス・ジャシンタさんは、今年の2月まで私の同期ボランティアのいる別の地域で働いていたオフィッサーです。その関係もあって、同期ボランティアから誘ってもらい、ジャシンタさんのおうちに遊びに行ってきました。元マチャコス県だったKANGUNDO県。マチャコスから1時間ほどで着く地域です。
そんなに遠くはなかったけど、ジャシンタさんのおうちはかなりな山の上。普段はナイロビに住んで通勤されているのですが、旦那様の実家がKANGUNDOで、そこに大きなおうちがあり週末はここで過ごしているそうです。そしてこの日は、ナイロビからのお客様が30人ほど来られてイベントを行うということで、招いていただきました。
旦那様もナイロビの保険会社に勤務で、子どももナイロビ育ちらしいですが、KANGUNDOの家は立派な酪農家。たくさんの乳牛を飼育されていて、調理にはその牛の糞からのバイオガスを使っており、敷地内に井戸もあり、電気は通っていない地域なので、太陽電池を使われていて、日本でいえば自給自足のエコハウス?です。
干草MILKING牛さんケニアでこんな大きな乳牛ははじめて見ました。1日3回ミルクを卸しているということです。大人の乳牛11頭、まだ子どもの乳牛も10頭以上いて、小屋も広く、牛の餌の干草、とうもろこしも敷地内で作っていて、本格的。家族は週末にしかこの家には戻っていないので、人を雇って酪農を行っているということです。かなりな実業家。

イベントの食事もかなりな品数があり立派☆朝早くから、旦那様の甥っ子や親戚、お手伝いさんなどが総出で作られた料理です。ナイロビからのお客様はやはりすべて上流階級。お医者様だったり、大学の先生だったり。ケニアの上流階級を体験できました。

3ヶ月ぶりのMWALA訪問

  • 2011.05.23 Monday
  • 23:02
Mwala県は今年に入って分割したので、うちの事務所の管轄外ですが、昨年訪問していたグループより、連絡があり、予定も空いていたので訪問してきました。今年GRANTSという返済不要な補助金を配布したグループとのこと。障害者や障害者の子どもを持つ親で構成されたグループです。

野菜の苗を作るプロジェクトを始めたところで、見て欲しいと、そして、この苗を育てるグリーンハウス(ビニールハウス)をつくる計画とのこと。ところが・・・やっぱりグリーンハウスを作るための費用はまだ見通し立たず。プロポーザルを書いてこれからドナーを探すってことらしいです。・・・基本が他力本願。お金の見通しが立っていないのなら計画とは言えないんじゃない?って思うのですが。で、要望はプロポーザルの書き方を教えて欲しい、そして、オフィスのはんことサインが欲しいということなのですが。まあ、管轄も違うしこれは私で対処できないので、Mr.Kiiluにお任せしました。

で、グループとしての基本のお金の管理のことを中心にお話して、グループのキャッシュブックと議事録とかを見せてもらいましたが、突っ込みどころいっぱい、改善したほうがいいことがいくつかあったので、MR.KIILUにフォローしてもらいながら、説明してきて半日が終わりました。Mr.Kiiluとは一緒にグループ訪問を去年一緒にやっていたので、私の話す内容のパターンを分かっているので、かなりラクです。それに日程調整をきちんといつもやってくれるし。ただやっぱりMWALAは管轄外。でも時間があれば、またセミナーなど企画したいです。
苗床
苗床です。ここに種を植えて、浸透性のあるカバーをかぶせ、水を撒きます。
ちょっとだけお手伝い
とげとげのあるアカシヤの木を切って畑の周りにフェンシング。家畜(山羊や牛)が入ってくるのを防ぐためです。ちょっとだけお手伝いさせてもらいました。

それにしても、久しぶりのMWALAは暑かったです。マチャコスCENTRALは最近寒いし、訪問先が山手ばかりだったので。

グリーンとチーズのホットサンド

  • 2011.05.22 Sunday
  • 17:21
最近の朝ごはんのヘビーローテーション。こちらの食パンは薄切りなので、こういう風に焼くと結構美味しいです。もともとは先輩隊員にチーズとハムで教えてもらったけど、前日に作ったグリーンの炒め物をハムの代わりに入れて、なかなか美味しく出来ます。
ケニアでグリーンと言えば、スピナッチ、キャベツ以外に、スクマ、クンデ、ムチチャ、それからかぼちゃの葉などがあります。水曜日のグループ訪問の帰りにその地区の市場に寄って、この地区は新鮮なグリーンが手に入るということで、ムチチャとクンデを買って帰りました。これらをミックスして細切りにし、玉ねぎ、ニンジン、トマト、牛肉で炒め煮のようにして、ウガリと食べるのが一般的。結構な量を作ったので、同じだと飽きるので、卵とじにしたりもしていましたが、今回は朝ご飯にしてみました。3日連続同じホットサンドの朝ご飯になってしまいましたが、普通にパンと卵とかより、栄養たっぷりで、お通じも良くなるような気がします。
グリーンチーズホットサンド

パン2枚の表面に薄くマーガリンを塗ってフライパンで軽く焼いて、チーズの薄切りとグリーンの炒め物を載せ、もう一枚をかぶせます。そして耐熱のお皿や小さなスフリアで押さえて、裏表を焦げないように弱火で焼くと、中のチーズ溶け、2枚のパンがくっつき、カリッとしたホットサンドの出来上がり。
ホットサンド用の器具が無くても美味しく出来ます。

ケニア料理は肉も小さく切るので、サンドイッチにしてもはさみやすく食べやすいです。もともとウガリと一緒に食べて合うものなので、パンとも相性がいいのでしょう。

そして最近はラムで飲んだ生姜が入ったチャイがお気に入り。こちらの生姜はピリッと感が強いのですが、それが癖になります・・・。朝晩は少しずつ寒くなってきているのですが、ジンジャーシナモンチャイとこのホットサンドで体が温まります。

お葬式でKILUNGUへ

  • 2011.05.21 Saturday
  • 23:53
結婚式は一度もまだ招かれたことないのに、お葬式は3回目です。今回はジャシンタの義理の弟さん(ジャシンタの旦那さんの弟)が亡くなられたということで、パトリシアにジャシンタはお友達だから(職場としてではなく)一緒に行くよ、金曜日はナイロビだろうけど夜には戻って来いと、半ば強制的に連れられて行きました。

朝7時半にパトリシアから電話があって8時に来いと。実はその電話で目覚めたので、あわてて用意して待ち合わせ場所まで行くと、パトリシアはドレスアップばっちり。ヘアもきっちりアップスタイル。
それからマチャコスのFuneralHallへ向い、実際に順番が来たのは9時過ぎ。FuneralHALLにはその日にお葬式を行うたくさんの棺があり、順番にホールへ入ってパスターのお話の後、FUNERAL CAR(霊柩車)で運び出されます。親族はその霊柩車に一緒に乗り、そのほか親族は親戚関係者の車や貸切のマタツでお葬式会場(自宅)まで赤いリボンをつけ行列で向います。マチャコスからは車4台だったのですが、途中の町で他の参列者の車とも合流し、会場の自宅に着く頃には大行列になりました。

昨年12月に入院後、32歳の若さで心臓の病気で、亡くなられたそうです。裁判所にお勤めだった方で、参列者の数も職場の同僚など若い人が非常に多く、残された奥さんと2人の息子さんを見ると非常に悲しい気持ちになりました。また、こちらのお葬式は日本の結婚式のような、プログラム、賛美歌、故人のプロフィール、思い出の写真などが載せれたパンフレットが配られます。そこに載っている写真が結婚式の写真や家族写真だったので、更に悲しみが増す感じでした。
お葬式会場と青空
お葬式会場の自宅と空
お葬式の会場の自宅、ジャシンタの旦那さんの実家はマクエニ県とマチャコス県にはさまれたKILUNGUという県にありました。景色を見渡すことのできる山の上です。
自宅敷地内にテントを張り式典が進められます。最期のお別れ埋葬場所。ケニアでは土葬が一般的で、特にお墓などはなく、自宅の敷地内にかなり深く穴を掘り土葬されます。
ご冥福をお祈りいたします。
今日のお葬式ファッション今日のパトリシア・お葬式ファッション。「私を撮れ」と言われたので・・・貸切マタツの前で。

WEF本部訪問

  • 2011.05.20 Friday
  • 20:46

今日はナイロビ。
見慣れたナイロビの大都会、でもナイロビ象徴コンファレンスセンターを今までちゃんと写真に撮ったことがないことに気付いて撮ってみた。今は雨季で寒い季節なので曇り空。
ナイロビらしい写真

さて、WEF本部の訪問ですが、大変良い経験でした。
うちのオフィスでの管理方法の改善点も見つけれたので。
地方事務所は本部に逆らうことなく淡々と仕事しているだけなので、地方の意見は出にくい状況です。そんな中で日本政府とケニア政府の取り決めで活動しているJICAボランティアの役割もある意味重要だと思うのです。地方事務所の現状を直接本部に聞いてもらえるので。
今回は、実際のWEFの運営管理部門の仕組みを見せてもらうことができました。
一応銀行とオンラインで結ばれているようだし、受けとったアプリケーションもすべて情報としてデータ入力がされている。そして、こちらが問題だと思っていたことについても十分な認識があり、今後解決していく計画もあるということが分かりました。審査期間のスケジュール管理もようやく2月から始めたところらしく、今後は申請(書類がナイロビに届いた日)から3ヶ月以内にはチェックが配布できる仕組みになっているそうで。ケニア全国からのアプリケーション・小切手配布・返済管理をしていることから、仕事量もものすごく多いのに確かに人が少ない。金曜日は省庁関連の終業時間は4時だけどまだまだ仕事をしている感じで、かなり忙しそう。想像以上にシステムはきちんと構築されています。

もっと地方事務所と本部との情報共有をしていける仕組みが必要だと感じました。

CDAと一緒にグループ訪問

  • 2011.05.18 Wednesday
  • 23:46
 今日は久しぶりにCDAと一緒にグループ訪問。セントラル地区のCDA事務所にいる2人のインターンも一緒に合計4人で2つのグループを訪問しました。ひとつはWEFの返済が滞っているグループ、ひとつはWEFの申請を2年前にしたけれどまだもらえていないグループ。
やっぱり1人で行くより話が通じるし、情報量も違うので。セントラル地区はなかなかCDAの腰が重くて、スケジュールを立てるのも大変だけど、いったんグループ訪問へ行けば、一箇所ではもったいないと、他のグループにもアポイントを取ってくれます。なかなか連れ出すまでが大変なんだけどねえ・・知識も豊富だし、頼ればいろいろ教えてくれるんだけど、いろいろな個人の予定とかを優先させちゃうし。
やっぱり、お話も上手だし、地区のことはやっぱり昔から知っているからいろんなことを教えてくれる。特に今回は2人の学生も一緒だったから、先生みたいな感じですべての説明がいろいろと丁寧でなかなか有意義なグループ訪問でした。
ミーティング場所は幼稚園学校に勤める先生たちで作るグループ。ミーティング場所は幼稚園の教室にて。一番よくあるグループ活動は、メリーゴーランド(ミーティングごとにお金を一人一人から集めて、くじ引きでお金を再分配する)とテーブルバンキング(お金を集めてそれを必要な人に貸付、利子はグループによって様々だがこのグループは20%、利子がグループの収入になる)です。現実はビジネスというより、これが一般的。そして12月にグループメンバーに再分配という形をとっています。

昔はグループを組織するのはお互いの助け合い、相互扶助が目的だったため、メリーゴーランドやテーブルバンキングをやっているグループが多いのです。ただ今の国の方針としてはグループでお金を生み出して豊かになろう!ということでビジネス支援という名目で女性グループ向けのWEFがで き、(だって名前がWomenEnterpriseFundですからね)、でも、結局WEFのお金もテーブルバンキングに使っているグループも多く、確かにお金を使ってお金を生み出しているけれど・・そのお金はもともとグループメンバーから。
っていうか、そもそもそんなにグループに対してビジネス支援が必要なのか・・と疑問にさえ思う今日この頃なのです。
今はコーヒー収穫時期
2人のインターンの学生とコーヒー畑の前で。今はコーヒーの収穫シーズンです。
コーヒーの赤い実がたわわになっています。

新聞が売り切れ・・・

  • 2011.05.17 Tuesday
  • 23:32

BUY KENYA(クリックで拡大可能)今日は上の写真の特集(写真は土曜日の新聞の予告広告)があるそうなので興味あるし新聞を仕事帰りに買って帰ろうかと思っていたのに、どこを探してもDailyNationが売り切れ。タウンの新聞スタンド、スーパー何軒も見てみたけど全然ない。これまでは夕方でもどこでも売っていたのに・・・。

STANDARTはNATIONの次に読まれている新聞だがこれさえもなかなか無く、5箇所目の店でようやく一部だけ残っていた。先日亡くなったワンジル選手の特集記事のため、新聞がかなり売れたそうです。Daily Nationはどこも売り切れで本来の目的の記事は手に入らなかったけど、とりあえず購入してみた。
表紙(クリックで拡大)若干24歳でミリオネーゼ、マイケルジャクソン、エルビスプレスリー、マイクタイソンなどの名前を並べ、これらの伝説的人物と同様に女と酒で人生を失ったという書かれ方。第2婦人は妊娠5ヶ月でニャフルルに出かける前に一緒に過ごしていただとか。
そしてスポーツ欄には彼のこれまでの競技成果をたたえる内容。せっかくの才能、次のオリンピックの金メダル候補の選手だったのに本当に惜しい選手を失ったと思う。
スポーツ欄ただ、この男性のアイコンって書かれ方は女性視点からするとあまり好きでない。ワイドショー的な新聞記事を信じると、女性とお酒を飲んで遊んで、結果の事故死、なんともいえない。

私にとっては本来の目的のBUY KENYAが欲しかったのだけど・・・と思ってもう一度見直してみると17thではなく19thでした・・・。17thと思い込んでいました。明後日、新聞を忘れずに買おうっと。

山の上のグループ訪問

  • 2011.05.16 Monday
  • 23:54

ママは近いって言ってたのだけど、遠かったです。っていうかひたすら登りでした。そして寒いです。時間にすればタウンから30分ほどなんだけど、CENTRAL地区でこんなに高いところがあったのねって感じで。電線は立派なものがメイン通りに見えるので、「いつ電気きたの?」って聞いたら、今年の初めらしく、まだメイン通りのおうちにしか電気がないそう。
遠くにはサバンナが広がります
このグループはWEFから借りるのは2回目。銀行からはもっと大きな額を借りていて、返済もしていて、国の支援は当てにしていない感じ。だって銀行のほうがよっぽどサービス良いものねえ。
本来のWEFの対象グループではないかもと思う。国の10万kshのファンドは少ないって言うし。
まあいつものような話をしてきたけど、あまり私の活動の中では、今まで言われたことのない「日本政府はケニア政府に資金援助をたくさんしているだろう。ママたちにお金やモノの支援はないのか?何か持ってきてくれないのか?」などといわれてちょっといやな気分になったけど、まあしょうがないか。
私はボランティアでお金の支援じゃなく、グループマネジメントを教えたり、パソコンを教えたりするスキルの支援が私の役割だ強調してみたけど。
きちんと記録付けされていますある意味、うまくお金を回しているグループのほうがシビアで金銭面の支援が欲しいと表に出す。言い方は悪いけど、ある程度のガメツサが必要なのかも知れない。
そして民族性もやっぱりあるのか、私にとっては初めての、カンバ族とキクユ族の割合が半々の地域。グループメンバーの名前を見るとキクユ族っぽい名前が多いし。(キクユ族のほうがビジネスはうまいって一般的に言われています)

ようこそマチャコスへ

  • 2011.05.15 Sunday
  • 23:37

またも裏の山歩き。同期がマチャコスに来ていたので、裏山に誘って歩いてみました。っていっても私はいつも適当に歩いているから道を覚えていない。
結局近所の子どもたちに案内してもらうことに。これまで通っていなかったかなり大きな岩が見えるところに連れて行ってもらったり、なかなか楽しめました。やっぱりマチャコスの裏山が好きです。
大きな岩の前で
是非また、今度はゆっくりマチャコスに遊びに来てね!

そして、同期を送ってタウンから戻ってくると家の前で近所のカロルに会い、「何で今日教会来なかったの?全然最近会っていないよね?」と言われてしまい、とりあえず「お茶でも飲んでく?」と誘い、うちでお茶して少しおしゃべり。タウンに行く途中にわたしを見つけて声をかけてくれたみたいで。
それから夕方は今日もDUTYで仕事だったティファニーにうちに寄って貰って、一緒にご飯を作りました。いつもKENYA料理だから今日はちょっと日本風に・・・ケニア料理のカランガの味付けを日本風に変えて肉じゃが風にして、味噌汁も作りましたが、これまでの別のケニア人の反応と同じく、肉じゃが風はティファニーも美味しいといって食べてくれましたが、味噌汁はダメだったみたいです。

今日は来客の多い日曜日でした。

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